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2日目「ノイジー」 [もろもろ]

朝9時にいまいち存在意義の分からないBIMCでクレデンシャルをピックアップし、そのままジャパンハウスの設置されたホテル・ニューオータニへ。ここでもプレス受付をして、そのまま柔道の公開練習を取材。お、中村美里が髪を少し短くしていてよりかわいらしくなっていた。そこでスポルティーバの編集者と合流。昼飯食って、足りずにマックを食べて、13時からの柔道の記者会見へ。瀬古俊彦氏のあまりにKYな行動に一つ、ネタができたかな。
編集者と、現地に滞在していたカメラマンと、いざ天津へ。サッカーです。でも、天津までの新幹線チケットがもういっぱいで、試合開始30分前の到着便しかない。しょうがない。で、到着すると交通規制が厳しくタクシーに乗れない。バスに乗り、待てど暮らせど、到着しやしない。ようやく「ここだ」とおろされるも、スタジアムらしき物体は見あたらず。ひたすら歩いてようやくそれらしきものが見えた段階で、もう前半は終わる時間だった。柔道の記者会見がなければもうちょっと早く入っていたけど、重要なのは柔道だもんね。
で。会場は約7割から9割の入り。そのほとんどが中国人で、日本人のサポーターはゴール裏でもない場所に7〜80人。その背後に、同数ぐらいのアメリカサポーター。そんだけ。会場の周辺はものすごい数のダフ屋。彼らが買い占めて、それをさばけないで当日を迎えているのが一目瞭然。
チケット販売の構造がようやくわかってきた。サッカーの日本対アメリカというカードでも日本やアメリカへの販売分が少なく中国国内にばらまいている。この国の政府は、がらがらの会場を全世界に放映されたくないのだろう。だからチケットの値段を安く設定し、中国人をたくさんいれているのだろう。チケットの正規の値段が安いからチケットを中国人が買い占める。おかげでチケットがない。海外渡航者が北京に来ても、チケットを手に入れる術がない。当日、ダフ屋から仕入れるしかない。これじゃあ、開幕したら世界中からブーイングが起こるはずだ。
会場の雰囲気は、日本とアメリカという中国にとってなかなか意味深な対決なのだが、中国人はアメリカ寄りのスタンスをとっていた。反日、大ブーイングって感じでもなかったけど。椅子に座ろうかというときにアメリカのゴール。
サッカーのことはよく分からないし、この試合は仕事でもないんだけど、なんだかなあ、中盤にキープする人がいないんじゃないの(受け売り)。

まあ、試合の話はそんぐらいにして、そこから北京に帰るまでが大変。会場からタクシーをつかめたのだが、明らかに違う方向へ100キロオーバーで飛ばしていく。どうやら北京までと勘違いしたらしい。あわてて引き返して、新幹線に乗って北京に戻ったはいいが、タクシー待ちの大渋滞。このままじゃ2時間は待つなと、一度、バスにのって駅から離れて、タクシー捕まえてジャパンハウスで日本食。びっくりするほどまずいカレーにスーパードライを一緒に。

中国人ってやっぱり特異な人々だ。第一印象は、優しい。タクシーに乗り26元の料金だったとき、100元札と10元ぐらいしか持っていなくて、運転手さんのおつりもなかったのだが、その運転手は10元に負けてくれた。道で困っていたら通りがかかりの人が近寄ってきて、日本人の友人にわざわざ電話してくれて僕の悩みを解決してくれた。一方、ヒステリックな人々でもある。道路は運転の荒い運転手ばかりで、しきりにクラクションを鳴らす。何かを購入しようと並んでいると、割り込む人間がいて、それにまた癇癪を起こす人。とにかくノイジーな街だ。

先ほど帰宅。書きたいことは徐々に。写真も掲載したいけど、今は疲れ切っているので明日の更新から。

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北京の空はいつもこんな感じ。この向こう側に50階建てぐらいのビルがあるんだけど、見えません。

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サッカー会場は結構な入り。

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得点直後のUSA。

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中国の試合中のパブリックビューイング。






北京出発前日 [もろもろ]

ていうか、もう当日、しかも3時ですが。
案の定、まったく荷造りしていなかった僕は、いま、必死でやっとるです。スーツケースにリュック、通常のバッグの3点セットで行くのだが、スーツケースがかなり重たい。大丈夫かな。ひっかかんねえといいけど。
ひととおり、書類をまとめて忘れ物がないようにチェックし、歯ブラシなどをまとめて入れる。

だけどね、明日早朝に洗濯しなきゃならんのよ。それも一回じゃすまんのよ。もちろん、自宅とコインランドリーの洗濯機をフル回転→その後乾燥機するわけだが、ありがたいことに、出発までに仕上げなければならない原稿が一つと、校正を見なければならん。これをすべて出発の12時半までにやらなければいかんのよ。せめて洗濯はやっとくべきだった。言い訳を一つするとすれば、ここ数日、東京は雨だったじゃん。それにいろいろと忙しかったし。お酒も飲みたいじゃん。咳は幸いにして止まったけど、これから大気汚染のひどいところに行くわけで、いつぶり返すか分からんのでフルタイドなど、咳止めの薬を処方してもらいに行った。胃腸系は高校の可愛い後輩のけいくんが用意してくれたからね。

薬だけでも膨大な量。関税は大丈夫なのかしらん。

そんなわけで、シドニー、アテネ、そして北京と4年起きのオリンピックと自分の歩みをとうとうと語ろうと思ったのだが、そんな時間はない。これから3時間寝て、洗濯と原稿だ。次回更新は、成田か、それとも北京か。どうぞお楽しみに。

あ、とりあえず、4年前に「スポーツヤァ!」という雑誌に書いた井上康生パパの手記を掲載します。思い出深い原稿で、たまに読み返します。あ、でも、編集前の原稿なので、ところどころひどいところありますがそれはご勘弁を。興味のある方は「続きを読む」をぽちっとね。


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北京出発二日前 [もろもろ]

もうすぐですね、五輪開幕。この週末は、麻雀三昧でして。負けましたが。平日は、小さな問題がいくつも生じて、てんてこまい。チケット問題も、結局、現地調達でなんとかするしかない。
いやはや、不安だらけの出発です。
現金はいくらほど持って行くべきか、ポロシャツは何枚で回すか、ずっとメガネだと逆に目が疲れるからコンタクトにしてサングラスを掛けた方がいいだろうとか、現地のトイレはやばそうなのでできるだけホテルですまそうとか、そのホテルがもしかしたら共同トイレであるかもしれないとか、深夜到着で空港からタクシー→ホテルなのだがいきなりぼったくられないかとか、歯磨きはミネラルウォーターでやった方がいいのかとか、今ある三井住友のキャッシュカードが使えるATMはすぐ見つかるかとか、さて現金はどこに補完しておくべきかとか。
そんな不安はあがたらきりがない。でもやっぱりチケットがすぐに手にはいるかどうかが本当に心配だ。日本では無理だった。頑張って探したけど。ぴあの抽選にはたしか13種目に申し込んだがすべてはずれた。手に入りそうなところは、法外な値段を要求される。そしてテロ。怖いよ。とりあえずAIUは一番高いヤツに入ろうかなと。でも、きっと、テロは対象外なんじゃねえかな。

さて、「AERA(アエラ)」の宮本慎也選手の原稿が最終段階に入りました。校正を残すのみ。うん、自信作にしあがっていると思う。もう僕は北京だけど、来週月曜日(九州はおそらく水曜日)発売です。表紙は……これは出版社が発表する前にやるのはよくないと思うので、だまっときます。ただ、来週は他の週刊誌が合併号でお休みが多いので、きっと著名な人になるだろうなと想像していたところ、やっぱり大物アーティストだった。きっと目に付くから自分の原稿を読んでもらう可能性も高くなるので、うれしいわけだ。
原稿の最後に載るプロフィールに「今、北京で取材中」的な文句を入れた。あれを読んだ編集者が仕事をふろうとおもうかもしれないでしょ。

仕事は、そのすべてが結果次第。めちゃくちゃ忙しい可能性もあるし、めちゃくちゃ暇な可能性だってある。とりあえず、柔道初日に平岡が金をとってくれると、うん、日本も自分も盛り上がるんじゃないかな。

現地で麻雀できるかな。

早稲田実業が負けそう [もろもろ]

西東京大会決勝を見に行こうと思ったが、原稿のためにやむなく諦めた。原稿を書きながら、ワンセグにて観戦。今年は甲子園に行くだろうと思っていたのだが、早実自慢の投手陣が崩れ、いま、9回表となり、大勢は決した模様。2年前のメンバーとも会いたかったなあ。

原稿って難しいね。面白いと思った取材を書くことほど難儀で、つまんないと思った取材を面白くやっつけるのは意外とたやすかったりするんだ。
面白いからこそ、その面白さを真に伝えようとして難しくなるんだろうね。
いまだ、奮闘中。

甲子園! [もろもろ]

朝、咳が止まらないのでこれまでとは違う大学病院に汗だくになって行き、そのまま新幹線にのって新大阪へ。そいで阪神電鉄に乗って今年初、改装後としても初の甲子園で阪神×ヤクルト戦を取材……ていうかまず開始前に阪神OBの某氏をインタビュー。その後、ヤクルトの広報と話をする。そして、時間を取ってもらえるか不安だった北京戦士のインタビューが来週水曜日に1時間もらえることで確定! 中1日で第一稿をあげて、約10日間推敲して校了となる。発売はこのままの予定でいけば11日かな。自信作になる(予定)!!

そんなわけで、ここ一週間のことを。金曜日はこの前書いたように、高校球児を取材。土曜日は高校のグラウンドで取材、そのまま千葉県内のホテルに移動。日曜日は、11時半からプレイボール。ゲームは1−11の五回コールドで敗戦……。勝てるかもしれないと聞いていたのだが、実は、相手の千葉黎明高校はその一週間前の練習試合で、千葉経済付高校と1−3のゲームをしていて、かなりの強豪だったらしい。千葉経済と言えば、センバツベスト4だからね。先生たちは臆してしまうことを恐れて、生徒たちには伝えなかったらしい。賢明な判断だと思うわけで。五回コールドだが、なかなか競った場面もあって、見所はあった。
敗戦後、先生と生徒の涙に涙。生徒たちと一緒に成田の高校へ。3日間、炎天下で生徒たちと一緒にいたけど、自分も高校球児、いや高校球児の親?兄弟?みたいな感じで感動をもらいました。
この通信制の高校球児たちのことを、連日、週刊誌の記者や雑誌編集者に話すのだけど、みんな「おもしろい!」と言ってくれる。自分がおもしろいと思うことに同調してくれる人が多いということは、それだけ執筆への意欲が出てくる。ただある人には、「なんか話が嘘っぽい」と言われた。それは決してネガティブな意見ではなく、とにかく想像を絶するような、事実は小説よりも奇なり的な、要するに、作り話のように驚かされることの連続だから、嘘っぽいと言うのだ。確かに。この高校には、現代の高校生たちが抱えるアンダーグラウンドな話がうずまいている。しかも十人十色で。

日曜日も成田に宿泊して翌日、帰宅。夕方に新宿に出て、北京で使うカメラ本体を購入! キャノンのEOS40D。実家に電話して、父親のキャノンのレンズを送ってもらったため、本体のみの購入で済んだ。しかも、荷物には普通のレンズだけでなく、100−300の望遠も付いてきた。明るいレンズではないけれど、これは役にたつぞ。

火曜日は赤羽のナショナルトレーニングセンターで柔道男子の合宿を取材。朝9時半からだったのだが、セキュリティが厳しく、すべての取材が終わった17時頃まで軟禁状態。最後の公開練習のため、取材陣はそうぜい100名はいたのだけれど、みんな昼食を取らず、タバコも吸えず……。平岡と石井を中心に取材。

水曜日は朝からたまりにたまったテープ起こし。そいで食事。あれ、今日、木曜日? ずっと今まで金曜日だと思ってた。新しいデジタル一眼レフで撮った写真を公開しようと思ったけど、パソコンとカメラをつなぐケーブルを忘れたため、また後日。

北京のホテル [もろもろ]

珍しく、二度目の更新。ちょっと、捜し物です。
どなたか、若者の精神疾患について分かりやすい本なり書籍をご存じの方はいないでしょうか。
精神の病というのは、いろいろな種類の名前があって、一つひとつよく分かりません。また躁鬱病に飲む薬の種類なども詳しいとありがたいな。
いま、精神の病を持つ高校生をたくさん取材している。高校生を知るためには、まずは病気を知らないとね。

北京のホテル、決まりました。楽天トラベルで18000円。ほんとは数日前に14000円であったのだが、場所や本当にネットが使えるのか調べようとしていたら、なくなっていた。最近のネットの旅行代理業というのは、問い合わせしようと思っても、電話で連絡できない。つまり、メールでQ&Aするのみだから、無駄な待ち時間が生じる。ITの人が嫌いなのは、連絡がメール中心であること。簡単な電話で済むものをいちいちメールで連絡してくる。要するに言った言わないの問題にならないように痕跡を残すためなのか知らんけど、あるいは電話代がもったいないのか知らんけど、旅行者のことを思ったら、電話窓口は必要だろうよ。メールだと何度もやりとりする必要があって、面倒くさい。クレームや問い合わせの処理が面倒だからメールだけのやりとりにしているとしか思えない。IT系のメディアにしても、仕事が適当だし、依頼段階ではいちいちメール報告してくるのに、原稿を受け取ったという連絡はしてこなかったりする。そして、原稿料が安い。

で。14000円のホテルがなくなって悔しい思いをしたから、18000円のホテルで予約した。これはもうキャンセルができない。「キャンセルの場合、予約当日からキャンセルチャージが全額発生します」という。そうしたらその翌日、5000円のホテルが出ていた。10万円ですむところ、僕は35万円も宿泊経費がかかってしまうじゃん。
パソコンを放り投げたくなった。楽天のバカヤロー。



一週間 [もろもろ]

2日に鈴木桂治を囲み取材のあとに単独インタビュー。相変わらず気持ちのいい男だ。残り44日。ぼさぼさ坊主に無精髭。「この方が練習がんばっているっぽいでしょ」とおどけた。数日前まで、お忍びで北京に行っていたらしい。いい意味で余裕ある。

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夜は、八代在住の姉夫婦と、その息子・はるちゃん(男)と食事。やべ、かわいいぞ。でもね、爪楊枝だったり、七味唐辛子の小瓶を持ったりしていると、もう恐ろしくって恐ろしくって。安心して見ていられない。きっと人間はそんなに弱くないのだろうけどね。お母さんの大変さを改めて。
翌日昼は、姉夫婦家の法事に参列。宮崎から母親も合流。予定していなかったのだけどいろいろあって母親の車で都城へ。

木・金・土曜日と原稿を四本。特に書き直しなどなく、無事終了。日曜日は、夏の大会が迫った高校生たちの最後の練習試合を見に、成田の方まで。しかし、試合一週間前なのに主力がそろわず、2試合の予定が1試合になって到着した時にはもう帰り支度。「おーーーい!」。部長の車で移動し、ファミレスで取材。

最近、原稿を編集者に送ったあとの書き直しのようなことがほとんどない。もちろん、小さな修正はあるのだけど、基本的には元の原稿を生かしてくれる。いやこれほどうれしいことはないし、原稿が上手になったとは思いたいのだけど、送った後の返信によく「よくまとまっていて読みやすいです」みたいなことが書いてある。うーん。これって、「際立つ原稿ではないけど、これはこれで問題ない」ぐらいの感想のような気がして、果たしてこのままで良いのかと悩んでしまう。要するに自分の原稿に個性があるのかないのか分からないのだ。
僕は、出した原稿に、大幅な修正を入れられるのは何とも思わない。書いた原稿にもっと自信というか、こだわりを持てと思われてもしかたないのだが、一人で考えた原稿よりも編集なり、デスクなり、編集長なりの意見をもらい、数人の意見の合作にしていった方が、原稿がよりよくなるのは当たり前だと思うのだ。
でもね、そういったことが最近はあまりないの。いろいろ意見してもらった方が、自分の勉強になるの。僕は一人でやっている。だから原稿を指導してくれる人もいないし、自分の原稿を読んでもらう身内もいないの。
もちろん、腕が上がっているとは思いたい。でも自分が書いたものが絶対だとは思わない。もう少し自信は持った方がいいのかなとは思うが。
いろいろ考えて思いついたのが、何かしらの賞を狙っていくということ。幸い、題材には恵まれている。


八代っす [もろもろ]

昨日、成田で、9人、計6時間ほどのインタビューを終えて、へとへとになって帰宅。酒もほとんど飲まず、就寝して、午前3時半に起きて、ユーロ決勝を観戦。でも、スペインが得点したところでダウン。目が覚めたらみのもんたがテレビに映ってた。

早朝から、たまりにたまっていた経費精算と原稿料の請求書の作成。これ、一番嫌いで面倒くさい作業。金額は総計30万ぐらいになるから、これも仕事のうちなんだだけど。1月の北海道取材の経緯精算なんて、申し訳ない。今日のうちにやっておかないと、こんなことに時間を割くような暇はなかなかなさそうだったので頑張ってみた。北京前に振り込んでもらえるとありがたいな。
その後、10時間以上たまっっているテープ起こしを、とらえず必要な2時間分だけして、過去のインタビューなどをプリントアウトして17時に出発。18時50分の飛行機に乗って熊本へ。熊本空港から小さなリムジンバスに乗って八代へ。当初、代表選手が泊まっているホテルを予約していたけど、予約した部屋がネット接続のできない部屋だったのでキャンセル。もはやインターネットができないと、仕事できません。急遽、繁華街に近いホテルに変更。

チェックインし、さて、どこで飯を食おうか悩むが、めぼしい店がない。お世話になっている八代出身の元編集S氏と、八代在住の実姉にメールで相談したものの、特定の店はなく。うろついていてようやく店を選ぶと、専門誌の編集者と遭遇。要するにそれほど、店がないということなのかな。合流はできなかったので、そのまま僕は、クラブに流れるも、やっぱりつまんなくてそそくさと退散。5000円なり。

明日は6時起床。もう1時だ。

お騒がせしております [もろもろ]

「知事、まさか今夜もピザですか!?」ですが。はっきり言って、僕だって困惑している。こちらが言えることとしたら、ちゃんと取材して、取材したことしか書いていないわけで。だから著者には「書いてあることはすべて真実です」と言って欲しいのだ。現状、構成者である僕の立場は、まったく無視されている。それは当然といえば当然だけど、僕だって信用に関わる問題である。この騒動が「やらせ」だの「宣伝」だのと言われているが、そんなことはない。この騒動が本の販売促進になるとも思えない。
過剰に自身の仕事を演出することはあるかもしれない。だけど、知事に「すべて法螺」と言われたならば、それは否定して欲しい。それが構成者、つまりはゴーストライターである僕の願いなのだ。僕は「書いてあることはすべて真実です」と言いたい。法螺話の片棒を担いだなんて思われたくない。

ま、いいや。僕の興味は完全に北京五輪、そして自身の創作活動に移った。
今日は成田で高校生の球児を取材。世間ではまったく無名の彼らだけど、正直な、素直な気持ちを明かしてくれる分だけ、今の僕は救われる。彼ら、嘘付かないし。関係者に会う度に、そして高校生の話を聞く度に、この本を成功させたいと思うんだ。
成田泊で、明日、早朝に成田山新勝寺にお参りして、すぐまた高校生やOB、OGの取材。その翌日は、熊本の八代に行って、柔道の代表合宿取材。
ゴーストライターの仕事は、実入りの良い仕事だけど、しばらく控えようと思う。足、使わなきゃ。

これから宮崎へ [もろもろ]

本の最終チェックをしてもらうために、一泊二日で宮崎へ。一昨日、酒を飲み過ぎて体調はまた逆戻りしちゃったけど、まあ、暖かく空気の良い故郷に行くと良くなるかも。昨日、悲しいニュースが飛び込んできて、お悔やみの電報を打つ。電報は人生初の経験だけどインターネットで簡単にできるのね。しかもクレジット払い。

今日も東京は雨。洗濯物がたまっており、宮崎の出発前にコインランドリーへ行き、いま、回っている間を利用してブログを書く。昨日、今日と、興味深い仕事が決まった。雑誌の企画だけど、一つは中田翔と佐藤由規の対談。もう一つは、小川直也のインタビューで柔道関連。それに鈴木桂治のノンフィクションも入ってきそう。北京まで稼ぐに稼ぐぞ。六本木でトイレに携帯電話を落としてしまい、4年も前の携帯を使っていたけど、ようやく新しい機種に。タイミングよく906が発売されて、さっそくゲット。お、ようやく俺もワンセグかと思ったら、自宅ではワンセグの電波(!?)が入らず、観られない。おい、このアパート、地デジもまだだぞ。せっかく昨年末にテレビを買ったのに。

そろそろ洗濯物も乾くかな。

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