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井上康生がまた負けたらしい [取材秘話]

フランス国際に出場し、準決勝で去年の世界選手権で敗れたリネールに再び敗戦を喫し、3位決定戦でも一本負けしたらしい。
いよいよ、ほんとうに、北京が厳しくなってきた。
「黄色信号が赤信号になった」
というようなコメントを残したらしいけど、4月の選抜体重別と全日本を、圧倒的な強さで連勝しなければ、さすがに彼を重宝してきた全柔連も、代表に選出することはないだろう。
ほんとうに厳しくなってきた……。

今日は沖縄でヤクルトのm選手を取材。北京五輪のキーマン。こちらは、代表選出を星野仙一も公言するぐらいだから大丈夫だろう。
夕方に1時間15分、インタビュー。
20時30分まで那覇市内で飲んで、21時15分の飛行機で帰京。タクシーで帰ってきて、近所のバーで2杯飲んでさきほど帰宅。井上康生敗北に、軽いショック。

明日は、宮崎大輔の原稿を書かねば。こちらも北京の戦いが終わったわけではない。
今回の北京五輪は、大会そのものよりも、世界各地での予選や国内の予選で盛り上がるだけ盛り上がって、本大会では——イマイチの結果ゆえ——盛り下がるんじゃないかな。柔道は、今回のフランスで苦戦しているし、せいぜい、金2個というのが予想です。

寝よ。


ハンドボールバブル [取材秘話]

昨日、雪の中向かったのは、ハンドボールの男女代表が合宿を行っているナショナルトレーニングセンター。写真は、会見のあとの囲み取材に応じている宮崎大輔選手。ご覧の通り、会場はものすごいマスコミの数。テレビカメラはハンディを含めて35台ぐらい。マスコミの総勢は150人ぐらいじゃないかな。関係者は「バブルです」と口を揃える。

マイナー競技であるハンドボール。僕は、高校時代、この競技に明け暮れた。下手くそだったけど、ゴールを守り、キャプテンを務めたのだった。誰も信じてくれないけど、「背があと10センチ高かったら県選抜に選ばれる」などと言われたこともあったし、宮崎市内の公立大学が欲しがっている、という話もあったるぐらいなのだ(真偽は不明)。

通った都城西高では、毎春、宮崎から福岡に遠征して、地元の高校生や大学生と試合をしていたのだけれど、3年時、試合をした福岡大の選手に現在の日本代表のGKである坪根選手がいた。当時から日本代表に選ばれていたほどの選手だからよく覚えていて、僕が大学生のシュートを金的に受けて悶絶していたとき、誰よりも先に駆け寄って声をかけてくれたのが坪根選手だった。
そんなこんなで、14年が経った現在も彼は日本代表であり、僕はマスコミの一人となった。感慨深し。アジア予選の再戦が行われる29日(女子)、30日(男子)は、取材に行く。彼はスタメンではないけれど、ペナルティースローになったら登場するんじゃないかな。要チェックである。
今回の勝敗によって、日本におけるハンドボールの未来が決まる、と言っても過言ではない。ハンドボールがサッカーのようにメジャースポーツになることはないだろうけど、マイナースポーツから脱却するまたとない、千載一遇のチャンスだ。


3打数1安打2打点 [取材秘話]

18日までいた北海道では、タクシーに乗ると、必ず只今の外気温を運転手さんに訊いていた。みなさん、「9度ですね」とか「13度ぐらい」とおっしゃる。雪国ではわざわざマイナスだとか、零下とは言わないのね。いやあ、寒かった、寒かった。5分、外を歩くだけで、体が芯まで冷え込んでしまう。一度、そうなったら、熱燗やら、焼酎お湯割りやらで暖まろうとしても、なかなか暖まらない。とはいえ、札幌は都会なので、これでもまだ過ごしやすい方だろう。北海道でも地方や、東北などで、事件取材するような場合は大変なんだろうな。
今回の札幌取材は、2日間で四人をインタビュー。前市長さん、大会社の重役お二人、そして広報の方。19日も、東京のビッグサイトで、四人をインタビュー。掲載誌は「月刊現代」ですが、詳細は、発売までお待ちを。

昨日(1月20日)、知り合いのカメラマンに誘われて、草野球に行った。野球どころか久しぶりの運動なのだけど、いやあ、楽しかった、楽しかった。軽くランニングして、キャッチボールして。すぐに試合へ。久しく、バッティングセンターには行っていないし、打撃練習をしたわけでもないのでバットに当たるかどうか不安だったのだけれど、最初の打席で三遊間を“鋭く”抜くクリーンヒット。残りの2打席はチャンスで回ってきて、内野ゴロだけどいずれも打点1がついた。えっへん。試合は2ー10で負けたのだけれど。
試合中、「ナイスボール」とか「ツーアウト!!」とか、少年野球のように声を出し合うわけですが、そういう、大声を出すようなことって、自宅での作業がほとんどの自分の場合、あまりないわけで、とっても気持ちのよいことだった。
で。さっそく、「メンバーに入れてください」とお願い。
今日、さっそく、全身筋肉痛の体で新しいグローブを買いました。北京に向けて気になる存在の宮本慎也モデルを買おうと思ったのだけれど、どうもミズノのマークがランバードになってデザインが気に入らないので、ローリングスのランディ・ジョンソンモデルを購入したのだった。
あー、はやくキャッチボールがしたい。


井上康生と東原亜希が結婚 [取材秘話]

今日、15時頃に宮崎から自宅に戻り、今夜の打ち合わせに向けてテープ起こしをやろうと思っていたところ、井上康生と東原亜希が結婚するとのニュースが飛び込んでくる。なぜこの時期に? 妊娠はしていないという。アテネ五輪の前に付き合い始めた二人だけれど……とかく、いろいろ思うところあり、早速、某週刊誌デスクに連絡を入れ、明日の記者会見を取材することを決める。明日のその時間、非常に楽しみにしていた初めての編集者との打ち合わせがあったのだけれど、泣く泣く打ち合わせ延期を申し入れたのだった。
しかし、記者会見場となる東海大学は遠いんだ、これが。小旅行である。
そいで、16日からは北海道へ。一昨日の宮崎は気温19度だったけど、その数日後には寒暖差20度以上の極寒の地に赴くわけで。
ま、いずれも楽しみな取材。万事、うまくいくといいけど。


「てげ」 [取材秘話]

とは、宮崎弁で“すごい”という意味であり、佐賀弁で言うところの「かばい」と同じなんだけど、それを二つ重ねて、「てげてげ」とすると意味は180度変わって、“適当に”“だいたいに”というような意味になる。いや、そんなことはどうでもいいわけで。
昨夜は、東国原知事と島田洋七さんの対談だった。徳間書店より春に書籍となるのだけれど、政治色の強かった前作とは大きく異なり、テーマは家族となる。僕の役割は、がばいばあちゃんと並ぶような、新たに「てげ」なキャラクターを創出することかな。
対談は福岡の洋七さんのおでん屋で。シーホークに泊まり、8時に起きてこれから宮崎に入るのだけれど、福岡からの飛行機が1時間半も遅れているために、今、待合室でこれを書いているわけ。

昨日、羽田空港で携帯電話が鳴り、北京オリンピックに向けて実に実に興味深い仕事が決まった。今年の北京オリンピックで、最大の関心事となるのは柔道でもサッカーでもなく、野球となるだろう。その中心選手の密着取材。ダルじゃないけど。

今年も、スポーツ取材は野球を中心に回っていきそうな感じ。


4日発売の「週刊朝日」をお見逃しなく [取材秘話]

レッドソックス・岡島秀樹投手の凱旋インタビューをやっています。アエラの原稿とはぜんぜん異なるけれども、一応、彼の07年の集大成ということで、アエラから続く完結編みたいな感じで読んでもらえると嬉しいです。
ちなみに、火曜日には次の号が出てしまいますが、今、発売中の「アサヒ芸能」で平沢勝栄氏のインタビューもやっています。

ここ数週間、いろいろなことがありましてブログをサボっていました。先週末は札幌へ2泊3日の取材旅行。札幌は雪が降ってそこそこ寒かったのだけれども、夜の方は熱かったです(笑)。近々、あと2回ぐらいは札幌へ行くことになりそう。掲載誌や内容などの詳細はまた後日。

そして。進めていた小説が出版できなくなりました。原稿が遅れたからでなく、内容がつまらないからでもなく、決して逆らうことのできないところからのNGで立ち消えとなってしまいやした。代わりの企画を考えてはいるけれども、テレビドラマ化などを睨んだ企画がなくなってしまったのは、悔しいっす。

昨日は暇つぶしに、レゴを買いに行きました。約3万円のエッフェル塔を意を決して買うつもりだったのだけれど、渋谷のレゴショップが前日に閉店していた。なんか最近、こんなこと多いなあ。

12月に入り、そろそろ北京オリンピックに向けた仕掛けをやっていかねば間に合わないですねぇ。


「ニッポンを繁盛させる方法」をよろしくです [取材秘話]

昨日(13日)は衆議院会館で平沢勝栄氏を取材。久々、約7カ月ぶりぐらいのスーツでした。平沢氏、えらく面白く、原稿を書くのが楽しみ。北朝鮮の話は、ほとんど知られていないんじゃないかな。前回の対象はほんとに苦……それはやめておきましょう。再来週発売のアサヒ芸能です。
その後、銀座東武ホテルで週刊朝日の甲子園別冊の打ち上げ。かの編集長に「ニッポンを繁盛させる方法」を渡してご挨拶。

さてその「ニッポンを繁盛させる方法」ですが、皆様、もうお手元にはおありでしょうか(笑)。目標は三十万部です。これを呼んでくれているマスコミの方は、ぜひそちらの媒体で紹介してください。
しかし、発売日翌日、新宿の紀伊国屋に行ったのだけど、なんと1階には置いてなかった。バイトらしき若者に「どこありますか?」と訊ねても素っ気なく「2階にあります」との答え。いくらなんでもそれはないよな。新刊で、この著者であれば、ふつう、一階の目立つ場所においてくれてもいいじゃない。確かに、金曜日配本で土曜日発売だから、週末で売り場を作る暇がなかったのかもしれない。お店を繁盛させようという気概が足りませんよ。ぜひ、この本を読んでもらいたいわけだ。

とここまで書いていると、担当編集者からメール。今日の朝日新聞の広告の効果で売上が伸びているらしい。紀伊国屋も、一階に置いてくれているらしい。
失礼しました、紀伊国屋さん。どうか、これからもよろしくお願いします。

ニッポンを繁盛させる方法 (角川oneテーマ21 A 74)

ニッポンを繁盛させる方法 (角川oneテーマ21 A 74)

  • 作者: 島田 紳助, 東国原 英夫
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2007/11
  • メディア: 新書


初体験 [取材秘話]

新幹線で初めてグリーン車に乗った。あまりにも疲れているのと、指定席が三人掛けの真ん中しかなかったのとで、ここは気前よく豪勢にいってみたのだった。いやー、らくちんらくちん。熟睡したなあ。グリーン車って、コーヒーがただで飲めるのね。知らなんだ。去年の夏頃は、少しでも経費節減のために自由席で移動していたのに、偉くなったもんだ。でもね、初心を忘れちゃいかんよな。タクシーの移動も多くなったし、飛行機もJAL利用のときはクラスJにしちゃうし、ホテルも朝食をつけてレートチェックアウトもがんがんだし。いや、ぜんぶ経費で落とすんだだけど、そういったところを節約していると信用も増すだろうからなるべく質素にいくべきだよな。

んで、昨日から、仙台に行っておりやした。目的は、仙台育英の佐藤由規を取材するため。昨日のドラフトを受けて、本日、単独インタビューに成功したのであった。涙の真相をたっぷりインタビュー。去年の斎藤佑樹と田中将大、そして今年の中田翔と佐藤由規。我ながら、おさえてるねぇー。今取材していると、プロとなってからの思い入れも違ってくるはず。佐藤の体みて驚いた。線が細いのによく157キロなんて出せる。プロ行って体をちゃんと科学的に作っていったら、ほんとに160キロオーバーも夢じゃないかも。でも、豪腕ピッチャーもプロに入ればコントローに留意するようになるから、スピードは落ちるもの。松坂然り、マー君然り。佐藤にはスピードにこだわって欲しいな。
佐藤インタビューは来週発売の週刊朝日です。ちなみに、岡島秀樹のノンフィクションは15日に延期になりました……。

書籍の原稿も一昨日、脱稿しました。でも、感慨など皆無。ここからの校正が本の善し悪しを決めるようで、まったく気が抜けん。

そんなわけで、忙しさ自慢でした。


芸能界の超大物 [取材秘話]

を昼前にインタビュー。確かに“超”がつく大物なのである。醸すオーラがね。実際に会って感じたオーラの、過去最大級は坂本龍一氏だったけど、この度の取材対象は、それ以上だったように思う。今回は、ビジネスがからんでいるからもしれないけれど。先日の取材が対談。今回が個別取材。新書で出します。名前は明かせませぬ、本ができるまでは。
かれこれ、4時間以上のインタビューを行っているけど、う〜ん、ここまで順調に取材ができているのか、正直分かりません。取材がうまくいったかどうかなんて、きっと、原稿を書いて、本ができあがった時に初めて分かるものなのだと思うわけさ。

僕を使ってくれている出版社が、長時間のインタビューのテープ起こしを、業者さんに頼んでくれるとのこと。それはけっこう、大きな手間なので、たいへんありがたい。この業界、安い仕事ほど、ライターの手間は多い。高い仕事ほど、執筆に専念できる環境を作ってくれる。些細なことかもしれんけど、ちょっとだけライターとしてランクアップしているようで、嬉しい。でもほんとうは、テープ起こしも自分がやるべきだと思う。その場にいなかった人にテープだけ渡して、話している内容をキーボードで打っても、雰囲気は分からないし、聞き取りずらいところを飛ばしている可能性もあるので、結局は自分でももう一度、テープを聴き直さなければならない。ただ、手間が大きくはぶけているのは事実である。感謝。

しかし、この新書の大部分を、アメリカ〜ブラジルの取材旅行中に書かないとならないんだけど、そんなこと、ほんとうにできるのだろうか。今から、〆切を先延ばしにする言い訳を考えておこう。


※写真は本文と関係ありません。


横峯良郎さんと佐賀西 [取材秘話]

タイトルのふたつに関連はありません。悪しからず。
良郎さん、愛人問題で叩かれています。彼には以前、3カ月ほど、密着した。記事の中身がどこまで本当かは知らないけれど、良郎さんは飲むといつも「外国人との間に、タイガーウッズのような子供が欲しい」と言っていたっけな。実際、僕も記事で女の子をくどいているシーンを書いたりしたし。でもね、お金にけちな印象はなかったなぁ。賭けゴルフに関しては……。ま、弁護しているわけではありません。良郎さんを取材していて、いつも思っていたのが、「この人、ほんと寂しがりやさんだな」ということ。いつも誰かに囲まれているような状況を選んでいた。記事中のことも、極度の寂しがりや性が負の方向に転じてしまったゆえのことなのだろうか。選挙前に取材した時、「女性関係とか大丈夫ですか?」とたずねたら、「あほか、あるわけないやろ」って言っていたんだけどな。

一方、爽やかさにつつまれた甲子園でしたね。広陵の4点リードで迎えた8回ウラ。球場は、ほんと佐賀西を応援する声と手拍子で異様な雰囲気だった。甲子園では、判官贔屓というのはよくあることで、3年前は北海道勢初優勝を狙った駒大苫小牧がそれに後押しされ、去年はその王者・駒大苫小牧と対した早稲田実業が恩恵を受けたわけだ。でもね、去年よりも、一方に偏った声援に聞こえた。試合は広陵ベンチのすぐ横で見ていたのだけど、広陵のベンチ裏にいた心ないファンが「空気を読め!」とリードする広陵選手たちをやじっていた。こんなやつら、警備員が席を変えさせるとかの対処が必要なんじゃないのかな。相手は高校生なのだ。
広陵エースの野村君、佐賀西に送られたものすごい拍手によって投球を急かされてた印象。広陵の監督さんが審判を非難するような発言をした。確かに際どい判定。だけれども、「ストライク・ボール」の判定の基準は、「アウト・セーフ」の判定とは違って実に曖昧なもので、審判によって違いがある。それが野球の面白みを増している気がするし、明確に誤審だと訴えるだけの根拠を見つけられない類のものだ。でも選手の気持ちを代弁しようとする監督の姿勢は、決して非難されるべきことではないようにも思う。野村君、大学でも野球を続けるのであれば、この経験が必ず力になるような気がする。あと4年、陰ながら応援していたい。


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